アロマセラピーの「アロマ」は芳香を、「セラピー」は療法を意味します。アロマセラピーは花・葉・木・果皮など、植物に由来する芳香成分（精油）を用いて、身体や心の健康・美容を増進する植物療法のひとつです。

また、アロマキャンドルやデフューザーなどで精油を揮発させることで、生活に自然の香りを取り入れストレスを解消したり、心身をリラックスさせるのに効果的な療法です。

アロマセラピー（精油）が身体と心に作用する経路

●嗅覚を通じて香りの分子が鼻の奥に達し、嗅神経を介し信号として脳へと伝わり精神・生理的に作用します。

●吸入によって呼吸と共に肺の肺胞から血管系へ入り、血流に乗って全身に作用します。

●皮膚への作用は皮膚の表面から真皮へと吸収され、毛細血管まで精油の成分が到達し、全身を巡り循環します。